キャロットシード

デトックス効果、肌の老化防止にも役立つ精油

ニンジンは古くから医薬的な効果を持つとされてきました。その原種となるワイルドキャロットの種から採れるのが、このキャロットシードの精油です。ワイルドキャロットの根は太くならず、食用には適しません。本来は一年草ですが、条件によっては二年草になります。キャロットシードの精油は身体に対して優れた浄化作用を発揮し、デトックス効果が望めます。また、皮膚病への効能でも知られ、肌の老化防止にも役立ちます。

キャロットシード写真1キャロットシード写真2キャロットシード精油写真3

キャロットシードのデータ

学 名
Dacus carota
英 名
Carrot seed
科 名
セリ科
抽出部分
種子
抽出方法
水蒸気蒸留法
主産地
フランス、エジプト、インド
主成分
ビサボレン、リモネン、ピネン、キャトロール
香りのタイプ
ハーブ系
香りの特徴
甘くドライな香り
ノート
ミドル
使用上の注意
妊娠中の使用を避ける。

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キャロットシードの効果・効能

主な作用

強肝作用、強壮作用、駆虫作用、駆風作用、細胞成長促進作用、刺激作用、浄血作用、通経作用、利尿作用

心への作用

強壮作用があるので、ストレスなどの負の感情を解放し、疲れきった心を癒すのに効果を発揮します。凝り固まった頭や心をほぐして、物事を柔軟に考えられるように導きます。

ストレス・精神疲労

身体の作用

体の中をきれいにする肝臓や腎臓などに働きかけて、老廃物の排出を促します。肝機能の低下や膀胱炎などのトラブル解消にも向いています。赤血球を増加させるので、貧血症の改善にも効果的です。ホルモンの働きを活発にする作用もあり、月経周期の乱れを整えるのにも有効です。

体内の毒素の排出・むくみ・消化不良・胃痛、癌痛、潰瘍などの痛み・下痢・膀胱炎・関節炎・痛風・リウマチ・貧血・気管支炎、ぜんそく・月経不順・PMS

肌への働き

抗酸化作用に加え、皮膚細胞を活性化させる力もあるので、スキンケアにおすすめです。しみやしわの予防、改善に優れた効果を発揮します。赤血球に働きかける作用があるので、顔色がよくなり、肌のハリと弾力を高めます。かたくなった肌をやわらかくする働きもあり、タコやウオノメを治すのにも効果的です。

肌を柔らかく滑らかにする・老化防止・しみ・くすみ・湿疹

おすすめの利用法

芳香浴、入浴、トリートメント、スキンケア

相性のよい精油

独特の香りなので、苦手な場合はフレッシュな柑橘系の香りと合わせるとよいでしょう。ローズマリーとの組み合わせは、糖尿病の予防や血中コレステロールを下げるのに効果的です。肌のアンチエイジングにはゼラニウムを。

特に合う精油

オレンジ・スイート、ローズマリー

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