キャスターオイル

キャスターオイルの写真

キャスターオイル写真

トウゴマから抽出されるキャスターオイルは全身の免疫力を強化し、身体にたまった老廃物や毒素を排出する解毒作用が注目されています。低温でも高い流動性があることから、工業用原料や潤滑剤として利用されることが多く、食用には用いません。アロマテラピーでは湿布に用いることが多いオイルです。非常に粘度が高く、肌への浸透性もあまりよくないので、マッサージ用のトリートメントオイルとしてではなく、局所に塗布するオイルとして使用するとよいでしょう。
インドや中国、エジプトでは、下剤として古くから用いられており、日本では「ひまし油」の名でも知られています。アーユルヴェーダでは、腰痛リウマチの薬としても利用されてきました。香りを保留するので、精油の香りの持ちがよくなるという特徴もあります。

キャスターオイルのデータ

学 名
Ricinus communis
英 名
Castor Oil
科 名
トウダイグサ科
和 名
ヒマ、トウゴマ(当胡麻・唐胡麻)
主産地
アメリカ、インド、マレーシアなど
抽出部分
種子
抽出方法
圧搾法
無色~淡いクリーム色
香りの特徴
油独特の香りがある
浸透力
とてもゆっくり
感 触
粘性が非常に高い
おすすめの肌質
乾燥肌

原料植物:ヒマ(トウゴマ)

アフリカ原産の一年草。ヒマの種には、有毒アルカロイドのリシニン、毒性蛋白質のリシンが含まれますが、薬用に抽出されたキャスター油には毒性はありません。

注意事項

まれに肌質に合わないこともあるので、特に敏感肌の人はパッチテストを行うようにしましょう。低温になると白濁することがありますが、品質には問題ありません。開封後は4ヶ月を目安に使い切ります。

おすすめの使用法

水分を引き寄せ、保湿する効果があるので、リップクリームや口紅、ヘアケアに効果的です。筋肉痛の緩和にも役立ちます。

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