身体を温めてこまめに水分補給をする
下痢の原因は、細菌などの感染症、暴飲暴食、アレルギー反応や冷え、ストレスなどが一般的です。また下痢をしやすい体質の人もいるでしょう。長引くと体力を消耗し、免疫力の低下を招きます。食べすぎや飲みすぎに注意し、消化のよい食事を心がけて身体への負担をやわらげることはもちろん、身体を温めたり、上手にストレスを解消するなど、その原因に合わせた対処も必要です。
下痢をしたら、まず、脱水症状を起こさないようにしっかり水分補給をしてください。おなかを冷やさないようにすることも大切です。消化器系に効果のある香りを使って、身体を温めるようなアロマバスや温湿布がおすすめです。
ハーブ系 |
カモミール、キャロットシード、スイート・マージョラム、ゼラニウム、パルマローザ、ヤロウ
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エキゾチック系 |
サンダルウッド、パチュリ
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樹脂系 |
工レミ
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スパイス系 |
クローブ、シナモン、ジンジャー
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樹木系 |
ユーカリ
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アロマバス
●ゼラニウム⇒3滴
●カモミール・ローマン⇒2滴
腸のはたらきを整え症状をやわらげる
ぬるめのお湯で半身浴を楽しみましょう。身体の緊張をほぐし、身体を芯から温めてくれます。腸のはたらきを整え、炎症にともなう症状をやわらげるゼラニウム、カモミールなどがおすすめです。
マッサージ
●ラベンダー⇒2滴
●ジンジャー⇒1滴
温湿布で腹部を温める
温かい湿布を下腹部にあてて、下痢の原因となっているおなかまわりをしっかりと温めましょう。湿布のあとに、おなかを手のひらで円を描くようにゆっくりとさすってもいいでしょう。