酔いの症状を鎮める香りで乗り物酔いを解消!
楽しいはずの旅行も、乗り物酔いをすると一転してつらい旅行になってしまいます。乗り物酔いは、振動などを感知する耳の奥の三半規管や耳石の働きが乱されることによって
起こります。激しい揺れや振動による強い刺激は、三半規管や耳石から脳に伝わり、自律神経のバランスを崩してしまいます。その結果、吐き気をもよおしたり、めまい、冷や汗などの症状が現れます。
乗り物酔いでいちばん困るのは吐き気ですが、これは自律神経の乱れによって嘔吐中枢が刺激されるためです。乗り物酔いは、体調や心理面なども大きく影響し、ふだんは乗り物酔いをしない人でも、睡眠不足や体調不良、緊張しているときに揺れや振動などの刺激を受けると、乗り物酔いを起こすことがあります。そんなときは、吐き気や頭痛などの乗り物酔いの症状を鎮めて、リフレッシュさせてくれる精油の香りを嗅ぐようにするといいでしょう。外出先にも携帯できるハンカチやティッシュペーパーに香りを含ませておくと便利です。また、車中で本などは読まず、できるだけ遠くを見て過ごしましょう。
ハーブ系 |
ゼラニウム、フェンネル、ペパーミント、ラベンダー
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柑橘系 |
レモン
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スパイス系 |
ジンジャー
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芳香浴
【レシピ①】
●ペパーミント⇒1滴
【レシピ②】
●ラベンダー⇒1滴
【レシピ③】
●レモン⇒1滴
ハンカチを使って簡単芳香浴
乗り物に乗るときに、ハンカチやティッシュぺ一パーに精油を落として、香りを嗅ぎます。乗り物酔いの症状にはぺパーミントがおすすめです。胃腸のむかつきを抑え、気分をすっきりさせてくれます。
アロマバス
●ゼラニウム⇒3滴
●フェンネル⇒2滴
●レモン⇒1滴
乗り物酔いの疲れにリラックスバス
乗り物に酔うと、心身ともに疲労が重なってしまいます。そんなときはぬるめのお湯にゆっくりと浸かってリラックスしましょう。手軽にハンドバスを楽しんでもいいでしょう。