ホルモンのバランスを整え月経前症候群(PMS)を緩和する
生理の始まる3~10日前になると、腹痛や腰痛、あるいは下腹部がはる、むくみが出る、イライラするなどさまざまな心身症状が現れるのが月経前症候群(PMS)です。原因ははっきりとはわかっていませんが、女性ホルモンのバランスの乱れによるものと考えられています。症状は人それぞれですが、生理の開始とともにこれらの症状は自然に消え去ります。とはいうものの、なくなってほしい症状であることはいうまでもありません。ホルモンのバランスを整える作用のある精油を使って、症状を緩和してくれるアロマテラピーをぜひ取り入れてください。
ハーブ系 |
アンジェリカ、カモミール、クラリセージ、スイート・マージョラム、ゼラニウム、フェンネル、ヤロウ、ラベンダー、ローズマリー
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柑橘系 |
グレープフルーツ、マンダリン
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フローラル系 |
イランイラン、ジャスミン、ネロリ、ローズ
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エキゾチック系 |
ベチバー
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スパイス系 |
シナモン
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樹木系 |
サイプレス、シダーウッド、ジュニパー、ティートリー、ニアウリ、ヒノキ、ローレル
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マッサージ
●ベースオイル⇒30ml
●ローズ⇒3滴
●ベチパー⇒2滴
マッサージでPMSの症状を緩和
心と身体両方にさまざまなトラブル症状が現れるPMS。ホルモンのバランスを整える香りで部屋を満たし、リラックスした時間を過ごしましょう。外出するときは精油を落としたハンカチを携帯するのもおすすめです。
アロマバス
●ラベンダー⇒3滴
●ゼラニウム⇒2滴
女性の不調をトータルに癒す
月経不順やPMSの症状にアロマバスは非常に効果的です。ぬるめのお湯での全身浴か半身浴で、ゆっくり長めに浸かるようにしましょう。時間をかけることで精油の芳香成分も吸収できます。